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日の出 96分前

2021.01.01

新年、初日。おはようございます。
年越しそば、除夜の鐘、おけら参り（京都だけでしょうか？）、
どのように過ごしていても、大みそかの夜は、特別な気分になりますね。

明けて１月１日。

朝の時間について、とても興味深いことがあるので、
年明け最初に、そのことを。

昨年 、
「自宅に居ながら、身体と心に”ほっこり”できる場所を」と、始めたオンライン「ほっこりサロン」。
メンバーさんと、年内最後のクラスが12/28にありました。
３種類：９つのクラスがある中、そのクラスは「ほっこり茶話」と名付けられた時間で、
私も皆さんも、いろいろおしゃべりしよう、という時間でした。

身体と脳リズムや、早起きしたいけれど なかなか… という話になり、
皆さんのテンションが、割と高い！

で、早起きしてみたい有志をつのり「ほっこり朝起きチーム」を発足。
すぐに、互いを励みに「朝起き」が始まりました。

その目標時間といういうのが、「日の出 96分前」
今日の京都では、日の出 7:04 なので、96分前は 5:28 です。

この「96分前」は、インド医学のアーユルヴェーダから学んだことで、
恐るべき効能があるとのこと！

この時間を起きて過ごすことで、
血流がよくなり、冷えや便秘にもとても効果的。
脳ではホルモンバランスが適度に調整され、気分明るく、やる気が出る。
つまり、身心の自動調整スイッチが入り、最適な状態になるのです。
（逆に、スイッチが入らないとガタガタにる…ということですね。）

アーユルヴェーダは、インドで代々その知識と技を伝承されている家系の先生から学びました。
先生曰く、「身体のことも、心のことも、朝早く起きたら ほとんどが治る」とのこと。

実際やってみると、２日目から超寒がりの自分が、
服を１、２枚脱いでいたり、お布団の中で ” 熱っ ”と思っていたりします。
有志メンバーからは、
寝つきが悪く、眠りも浅かったのに、ぐっすり…というお声も。

朝起きるだけで、不思議です。


その時間帯は、日本でいうと” 寅の刻 ”。
夜の気が一番深い ”丑三つ刻” の後の時間帯です。
寅の刻は、3時~5時。その中でも、4時は陰から陽に転じる力を持っています。

夜から朝になる力。

その転じる時に、
地上では、それまで動いていた風が一刻 凪いで、方向を転じます。
地下では、水が一番力を持ち、澄む時間と言われ、
その時間帯に汲まれた水は、若返りの力を持っているとされています。

地下水の豊かな土地のお豆腐がおいしいのは、
この時間の力もあるのかもしれませんね。

お茶の家元は、毎朝４時にご自宅の井戸の若水を汲まれ、
ご家族みなさん、一日そのお水で飲食されると伺ったことがあります。

水道水でも、水道管は地中を通っているわけですから、
その恩恵をうけているのでは？

まず、一日。をモットーに、やり始めた朝起き。
朝の特別な時間のエネルギーを過ごして、特別な水を頂いて、
一日、一年、よいようにできますように。